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昼は雲の柱をもって 彼らを導き、夜は火の柱をもって 彼らを照らし、
昼も夜も彼らを 進み行かせられた。 聖書 出エジプト 記 13:21-22
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雲の柱に導かれて、荒野へ
  -社会福祉法人雲柱社の歩みと課題-

社会福祉法人 雲柱社  理事長  服部 榮
<雲柱社とは>

 「主は彼らに先立って進み、昼は雲の柱をもって導き、夜は火の柱をもって彼等を照らされたので、彼らは昼も夜も行進することができた。昼は雲の柱が、夜は火の柱が、民の先頭を離れることはなかった。」-旧約聖書 出エジプト記 13章21節-22節-

法人の創立者賀川豊彦は、法人の歩み方と課題を込めて、法人名を「雲柱社」と命名しました。それは、古のイスラエルの民が、苦難の中で主なる神に信をおいて荒野の旅を続けたこと、そして、その旅が「乳と蜜の流れる地」(理想郷)を目指す旅であったことに、法人の歩みと課題を重ねたものでありました。

<被災者の重荷を私たちの背に>

社会福祉法人雲柱社の出発は、関東大震災の救援活動でした。震災後、急遽神戸から救援物資を船で運び、有志の若者たちと被害の最も甚大であった本所(墨田区)で救援活動を展開しました。賀川の願いは、「私たちが少しでも、罹災者の苦しみを我らの背に負わせてもらうことできるなら、それほど嬉しいことはないのである。」と言うことであり、その後、この地での事業は、被災者救援活動から、やがて保育所、教育活動、共同組合活動などを含んだ大きなセツルメント事業へと広がっていきました。しかし、これらの事業は第二次大戦時の東京大空襲によって灰塵に帰してしまいまいました。

<キリスト精神に立つ事業を>

1953年、東京を中心として展開されていた保育事業を中心に、社会福祉法人雲柱社が設立されました。法人の定款(法人の骨格を示す規定)には、「キリスト精神」に立つ事業の展開が掲げられました。「キリスト精神」は、賀川が掲げた社会福祉実践の中核を示すものであり、雲柱社の名前を実体化する願いが込められていました。それは、旧約聖書以来、脈々と受け継がれてきた「隣人愛」の実践を担う法人を目指すことでもありました。

<共に生き、共に生活する>

当法人の社会福祉事業は保育所から始まりました。賀川豊彦は、何よりも人間が生活すること(食べること、働くこと、寝ることなど)が大切であると考え、それを支援するために数箇所の保育所を都内で開設しました。この保育所では、いちはやく障がい児の受け入れや延長保育に取り組みました。そこには、人間の普通の暮らしの実現、と言う賀川の社会福祉への願いがありました。
その後の賀川の活動は、生活共同組合や共済制度の確立など、「共に生き、共に生活する」ための仕組みづくりへと発展していきました。

<雲柱社の事業精神>

当法人は賀川豊彦の「キリスト精神」(イエス・キリストの教えと行いに倣う)を継承する法人であります。当法人の社会福祉の実践は、「神から貸与」された各個人の命(人生)をかけがえのない存在として畏敬し、その人の自己実現を支援することを目指しています。
と同時に、それに携わる者も、事業へのかかわりを通して自己実現を果たしていくことも目指しています。

<祈り、仕える思いを持って、荒野へ>

2016年3月31日付で、社会福祉法等の一部を改正する法律(改正社会福祉法)が国会で成立しました。あらためて社会福祉事業が地域に深く根ざして展開されていくことが確認され、強調されることになりました。その中でも、担い手の主軸たる社会福祉法人は、隣人の重荷を受け止め、その軽減のために力を尽くして取り組むことが求められることになりました。現在の社会状況はさながら荒野の状況を呈しています。当法人は、この荒野に向かって、法人のミッションである、「キリスト精神」に立って、「祈り、仕える」思いを持って、隣人の重荷を担わせていただくために、力を尽くしていきたいと願っています。

2016年4月1日









社会福祉法人
雲柱社
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