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社会福祉法人雲柱社
フレンドリープラザ

墨田児童会館
〒 131-0031

東京都墨田区墨田2-30-15
TEL:03-3614-7141
FAX:03-3614-7095
sumida@unchusha.com

児童館運営についての考え方
ホスピタリテイあふれる児童館に
児童館は公立の社会福祉施設として唯一の自由来館施設です。来館者の平等な利用の場を確保すると共に、来館した人々が温かく受け入れられ、来館のニーズが満たされるように、十分な気配りと対応を心がけていきます。
安心できる居場所として
地域の子ども達を中心として多くの人々が来館する児童館は、居場所としての機能が求められています。そのためには,人的側面(職員)、物的側面(備品,用具等)、環境的側面(建物の整備等)を質的に向上させ、豊かな人間関係,たっぷりとした時間,安心できる空間を提供していくことを目指しています。
多様な世代間の交流の場として
児童館は「路地裏」のような場所と言えます。そこでは日常的に多くの人が出会い、関わりを持ちます。また、最近希薄になりつつある人間関係を修復し、広げていく場ともなります。これは、児童館が「地域」そのものの役割を担うためです。私たちは、このような児童館の機能を活かしながら、世代間交流の広がりを目指します。
福祉的な視点を持った児童館に
地域には、子育ての問題、家庭の問題、子ども達自身が抱えている問題、中高校生の問題等、さまざまな問題が潜在しています。遊びを中心に子どもの育ちを支援する児童館においても、最近ではさまざまな問題が持ち込まれるようになってきました。また、これらの問題をめぐり、他の機関と協働することも多くなってきました。これからの時代に向けて、遊びにとどまらず、ソーシャルワークの視点や手法を研究し、問題に取り組んでいくことのできる児童館を目指します。また、ノーマライゼーションの考え方に立って、障碍児の受け入れも積極的に行っています。
安全管理について
不特定多数の人々が訪れる児童館では、安全管理について特に配慮していかなければなりません。各部屋に職員を配置し来館者へのサービスを行うと共に、安全管理については特に注意しています。具体的な安全管理は、独立行政法人福祉医療機構(子育て支援基金)助成事業のもと、(財)児童健全育成推進財団 事故防止マニュアル作成委員会が作成している「児童館における安全対策ハンドブック」に基づいています。緊急時の対応策の策定にとどまらず、特に怪我や災害を事前に防止する対策に力を入れています。
衛生管理について
利用者や職員の健康を守り、特に子ども達の健やかな成長を促進させるため、衛生管理に十分な注意を払っています。区で定められた衛生基準に沿って、職員の健康診断、掃除・整理整頓の徹底などを通して衛生環境を管理しています。
利用者からの苦情の対応について
利用者や地域の人々の声に耳を傾け、それらの人々のニーズに幅広く対応していくため、児童館には苦情解決窓口を設けています。なお、日常的な利用者の要望等を把握するためには、アンケートの実施、館内に提案箱を設置、その他来館者との日常的なふれあいの中から、問題を把握し、対応しています。
保護者との連絡・連携
児童館では、保護者が安心して働けるように、子どもたちを受け入れ、子どもたちが喜んで通える児童館、学童クラブづくりを目指しています。また、多様な家庭の児童を広くまた平等に受け入れていくため、保護者の働く状況に応じて、柔軟な受け入れをしていき、保育時間延長などの対策を実践します。また、子どもの育ちを支援していくために、保護者との協力関係を深め、自由に相談できたり、ものが言える親密な関係、協力行事の立ち上げ等の取り組みを行います。一般来館の児童に対しても、同様の配慮をし、地域の保護者との関係を密にし、地域の人々から、信頼される児童館を目指しています。
個人情報の取扱について
墨田区個人情報取扱条例に従って対応していきます。特に児童館においては、児童の名前の掲示等について、保育者の了解を得ること、各種事業の申込書、学童クラブ関係の書類の扱いについては万全を期したいと考えています。当法人の個人情報保護方針については、雲柱社のホームページから「個人情報保護規程」をご覧ください。
情報の開示について
法人の「情報公開・開示規程」に沿って対応していきます。
公と民間との協働による児童館づくり
民間が児童館事業を担うということは、公の安定の上に民間の柔軟性を加えて、より事業を発展させていくことにあります。事業の多様性が求められる児童館事業では、民間の柔軟性がより一層求められ、かつ活かされていくものと考えています。当法人はこの視点に立って、過去20 年間の児童館運営の実績を活かして、児童館事業に取り組んでいきます。
児童館の効果的な管理運営への取り組みについて
すべて公金(税金)で運営される児童館事業においては、利用者等のサービスを第一としながらも、光熱・水道等の使用等と管理経費について、常に節約を心がけていきます。このことを職員に徹底し、経費の削減に取り組んでいきます。また、施設利用についても、有効な利用(例:午前中の学童クラブ室の利用)に取り組んでいます。
住民参加による児童館づくり
地域の中にある児童館は、コミュニティセンターとしての役割を担うことになります。多くの人たちが児童館運営に参加し、そこに人間交流の輪ができ、拡がっていくことが求められてきます。公立時代に形成された地域ネットワークを基盤とし、また児童館運営委員会を設ける等の取り組みにより、多くの人々が児童館事業の運営に参加できる場をつくっていきたいと考えています。
ボランティアの活用と育成
地域における子どもたちの健全な育成を主な目的としている児童館は、多様な人々がそれに関わることがふさわしい場であると言えます。そのためには、ボランティアの方々に積極的に活動してもらうと同時に、子どもたちをボランティアとして育成していく取り組みも行っていきたいと考えています。

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